微笑みの国タイは、海外旅行先として近年、世界中から注目を集めていて、日本でも旅行会社の行きたい国ランキングなどで上位に浮上している人気のスポットです。
数多くのメディアでも特集を組まれるなどして取り上げられることも多くなりました。魅力的な観光スポットが数多くあるタイですが、物価が安く、ショッピングモールも充実しているので、お買いものだけを目的に訪れる観光客も多いです。
バンコクのショッピング事情
タイ旅行の「だいごみ」といえばお買いもの。タイを旅行先に選ぶ人の中には、ショッピングを重視している人も多いことでしょう。
タイ旅行の経験者もまだ行ったことのない人もタイ・バンコクのショッピング事情は、気になるところではないでしょうか。タイの通貨はバーツといい、2016年9月時点の為替レートでは1バーツは2.98円です。
一口にタイといっても地域によって物価に違いがあり、タイの中でも首都バンコクは物価の高い都市になります。
しかし、日本に比べると圧倒的に安く、特に食事や交通機関を利用したときに、あまりの安さに驚きを隠せないでしょう。タイの物価は日本の3分の1くらいといわれていますが、輸入品などは高くなる傾向にあります。
バンコクの街を見渡すと、旅行者のほとんどが両手に大きな買いもの袋を下げて歩いているのが印象的です。買いもの目的ではない人でも、見ているうちに結局は結構な買いものをしてしまい、荷物でいっぱいになるということは珍しくありません。
タイ旅行でバンコクを訪れるのならば、大きな買いもの袋を用意して行くと役立ちます。買いもの袋は、軽くて、丈夫で、持ち歩きがしやすく、さらにコンパクトにたためる形態がおすすめです。
バンコクには荷物を預ける場所がありませんので、初めから重いものや大きいものを買うのは避けたほうが良いでしょう。
バンコクのショッピングモールの特徴
「ショッピング天国」バンコクには、ここ何年の間に大型デパートやショッピングモールが次々と建設されています。
タイ旅行でバンコクを初めて訪れた人ならば、その光景に一瞬フリーズしてしまうほどに賑やかで活気に満ちています。バンコクっ子にとってショッピングモールは、生活必需品がすべて揃う便利な場所であり、身近な存在となっています。
確かに、バンコクのショッピングモールは、身近な品物から高級ブランドまで幅広い品揃えがあり、交通アクセスの良い立地が特徴です。それから、日本ではあり得ないことですが、バンコクのショッピングモールでは、ものによっては値切ることができるのです。
値切ることはタイでは珍しいことではありませんので、思い切って値切りに挑戦してみるのも良い思い出になります。
数え切れないほどのショッピングモールの中でも地元バンコクっ子のおすすめを見ていきましょう。
マーブンクロン・センター(MBK Center)
バンコクのパトゥムワン区にあり、建て幅およそ330m、89,000m2の売り場面積を持つ地上8階建ての巨大なショッピングモールです。1985年開業で、当時はアジア最大のショッピングモールでした。
全部のフロアを制覇するには1日では足りないくらいの膨大な売り場面積です。約2,000のテナントがあり、電化製品や携帯電話、家具を中心に、日用品やファッション関係、レストラン、映画館、ゲームセンターなどが入居しています。地元の人たちにも長年親しまれていますが、近年では旅行者にも大人気なスポットになっています。
日本人に喜ばれるお土産品も数多くありますので、タイ旅行に行くなら一度は訪れたいおすすめのショッピングモールです。
[mappress mapid=”1″]
ターミナル21(Terminal 21)
2011年に開業したターミナル21は、地下2階、地上6階のショッピングビルです。最寄り駅はスカイトレインBTSならばアソーク駅、地下鉄MRTはスクンビット駅になります。
名前の通り空港のターミナルをテーマに造られた新しい形のショッピングモールです。ターミナル21の中に入ると、いたるところにターミナルを連想させる作りが見られます。
また、各階が世界の都市をテーマにした内装やデザインになっていて、バンコクにいながら、世界を一周したような気分にさせてくれます。
ローマやパリ、ロンドン、イスタンブールなどのほかに、日本の東京をイメージしたフロアもあります。
バンコクに数あるショッピングセンターの中でも、個性を発揮したユニークな店舗ということもあり、バンコクっ子や旅行者に人気です。
[mappress mapid=”2″]
サイアム・パラゴン(Siam Paragon)
2005年の開業以来、高級ショッピングモールの象徴として君臨してきたのがサイアム・パラゴンです。
パトゥムワン区にあり、BTSサイアム駅のすぐ目の前に立地していて、駅出口から直結しているので迷わずにたどり着けます。サイアム・パラゴンの他にはない特徴というのが、地下に水族館があることです。
東南アジアでも最大規模といわれる水族館サイアム・オーシャンワールドでは、400種類以上の海洋生物を見ることができます。さらに、水族館と同じフロアには5Dの映画館もあり、迫力ある映像とともに映像に合わせた仕掛けを楽しむことができます。
それは、風が吹いたり椅子が動いたり、まるで映画の中にいるかのような気分にさせてくれる仕掛けです。
サイアム・パラゴンは、高級なイメージの強いモールですが、映画館や水族館があるなど子供から大人まで人気を集めるエンターテイメントスポットになっています。
[mappress mapid=”3″]
セントラル・ワールド・プラザ(Central World Plaza)
1990年にワールドトレードセンターとして開業し、2006年に改装オープンしたセントラル・ワールドは、売り場総面積550,000m2という、東南アジア最大級の巨大ショッピングモールです。
バンコクの中心にあり、BTSチットロム駅やサイアム駅からもスカイウォークで直結していて、アクセスも抜群です。両脇にはZENと伊勢丹があり、ショップやレストラン、レクリエーション施設、映画館などが入居しています。
衣・食・住に遊びが加わった、エンターテイメントワールドです。庶民派の親しみやすいモールなので、地元の人の利用も多いです。
日本人に人気のお土産も多く取り扱っていて、気軽に買いものができる雰囲気なので、観光客にも大変人気があります。
[mappress mapid=”4″]
エンポリアム(Emporium)
1997年開業で、クローントゥーイ区にある地下1階、地上7階の高級ショッピングモールです。2015年にリニューアルしたばかりで、いくつもの高級ブランドが入店しているため、一度にさまざまなブランドアイテムをチェックすることができます。
以前までのエンポリアムは、次々と新しいショッピングモールが建設され、存在が薄くなっていましたが、改装をして魅力的で利用しやすいショッピングモールへと新しく生まれ変わりました。
日本人が多く住んでいる地域にあるBTSプロンポン駅から直結しているアクセスの良さも魅力です。駅周辺には日本食や日本人をターゲットにしたお店が数多くあるため、地元のタイ人はもちろん、そこに住む日本人や日本人観光客で連日にぎわいを見せています。
[mappress mapid=”5″]
タイ旅行者にはおすすめはどこのモールなのか?
タイの首都バンコクには、所狭しとショッピングモールが立ち並び、しのぎを削っています。これだけの店舗があるにもかかわらず、さらに新しいモールの建設が進められており、バンコクの発展と開発はとどまることを知りません。
ここで紹介した店舗は、ほんの一握りにしかすぎません。バンコクには他にも魅力的で特徴のあるモールが星の数ほどに存在します。数がありすぎて、どの店舗に行けば良いのか、迷ってしまいますが、それぞれのモールの特徴を調べて、目的によって選ぶようにすると良いでしょう。
これだけモールの数が多いと、実際に「ここがオススメ!」と言うのは非常に困難です。しかし、短期のタイ旅行者の皆さんの為にアドバイスするとすれば、このページで紹介しているショッピングモールは上から順番にオススメですよ。時間があれば、「バンコク・モール巡りの旅」なんてのも、面白そうですね。
この記事へのコメントはありません。