タイのの基礎情報として、先史時代を除く現代までのタイ民族の歴史と、王宮を中心としたバンコクとその周辺のバンコク人気観光地となっている王宮周辺を紹介しています。
タイの観光地はとても多く、とても全部記載する事ができませんが、ココを押さえておくとタイ通として自慢できる王宮周辺とその地域について取り上げてみました。
そして最後は、タイに行くときやタイ国内で利用することが多いタイ航空(Thai Airlines)についての、ちょっとした豆知識と航空業界内でのランクと、どういう点で他の航空会社より勝っているかや、サービスについて記載しています。
今回はタイ旅行の話で盛り上がった時に、他の人があまり知らないちょっと知的な豆知識です。
タイ自慢するには必須!タイ王国の歴史(概略)
タイ民族初の統一国家・スコータイ王国は、メコン河流域の点在の小国家がまとまり、1238年、シー・インタラーティット王のもとに建国された。タイ民族はクメール族の勢力を追い出し退けた。1257年にスコータイでスコータイ王国を建国した。3代目となるラムカムヘーン王はタイ文字の発案、上座部仏教を国教として制定、国家を形成する基盤を創った。
ランナータイ王朝は、スコータイ王国と時を同じくして、ヒランナコーングンヤーンの君主マンラーイが、1259年にラヴォ王国から独立してラーンナー王国を建国し、首都をヒランナコーングンヤーンからチェンマイを都に置いたが、1558年にはビルマに支配された。
アユタヤ王朝は、1351年、ウー・トン候はアユタヤに都を移し、ラーマティボディ1世と名乗り、アユタヤ王国を築いた。しかし1765年、ビルマに侵攻され、2年間の戦いの後、1767年4月7日の総攻撃で一夜にして陥落。これにより仏典、寺院、仏像などが破壊された。トンブリー王朝は、アユタヤ王朝滅亡後、プラヤー・タクシンが自ら王となり、バンコクの対岸にあるトンブリーを新都として定めた。タクシンは精神に異常があり、1782年、主要な将軍だったチャオ・プラヤー・チャクリーのクーデターにより倒れた。
チャクリー王朝は、タクシンを倒した後チャオ・プラヤー・チャクリーが権力を握り、主都をトンブリーから対岸のバンコクに移し、チャクリー王朝の王、ラーマ1世となった。しかし、第一次世界大戦と世界恐慌はタイにも深刻な不景気をもたらし、1932年、パリ在住の学生グループがのラ―マ五世は近代国家としての基クーデターを起こし、立憲君主制を採用したラーマ9世は、経済対策として憲法改正が行われた。
タイの首都バンコクとアユタヤの寺院遺跡群
スコータイ、アユタヤーの仏教王国タイ。耳に柔らかく響くタイ語、スパイシーのタイ料理、熱帯の海や山など美しい自然。山々に囲まれ山岳少数民族のチェンマイ。海が美しいビーチリゾートの島プーケットなどが見所です。チャオプラヤ川と運河に囲まれた王宮周辺は、バンコク発祥の地。6エリアに大別できるバンコク。デュシット地区には国王が住むチットラダ宮殿があり、王宮寺院ワット・プラケオ、ワット・ポー、ワット・マハタートなどの寺院があり、対岸にワット・アルンがあるバンコク観光の中心です。
ワット・ポーは、全長46mの金色の涅槃仏でバンコク最古の寺院。螺細細工で仏教の世界観が描かれた足の裏も見る価値があります。ワットアルンは、 トンブリ王朝タクシン王ゆかりの寺院。水上マーケットは、高床式の民家が並び、野菜や果物を積んだ小船にボートを出し、船上で買い物を楽しめます。
1351年に開かれたアユタヤ王朝の都には、かつての王宮を中心に木の根に絡まった仏頭で有名なワット・プラ・マハタートなど、遺跡があります。
古都チェンマイを中心とする北部の山岳地帯には、独特の習俗を守る山岳民族の集落が点在しています。
タイ民族初の王朝スコタイが興ったのもこの地域。スコタイには、城壁や寺院など歴史的、芸術的にも価値の高い遺跡群が公園として整備されています。
タイの主要航空会社はどんなのがあるの?
タイ航空(Thai airways)は、世界でも有数の規模を持つ、スワンナプーム国際空港をハブ空港とするタイ王国主要航空会社です。最近では、総2階建ての航空機であるエアバスA380を日本ータイ航路にいち早く導入して有名になりました。
タイ航空は日本語のホームページも充実していて、公式ホームページからも簡単にタイ行きのチケットを購入する事ができます。しかも、時期によっては40,000円台のチケットが販売されていたりと、LLC(格安航空会社)並みの値段で購入できる事も魅力のひとつです。
旅行専門誌や、ビジネス誌などによるサービスランキングでは上位の常連であり、スカイトラックス社のベスト・キャビン・スタッフ&ベスト・エアライン賞受賞経験があります。また、航空会社の安全度ランキングではA評価です。スター・アライアンスに、発足当初からのスターティング・メンバーとして加盟しており、同アライアンスの代表的メンバーである。1988年に国内航空会社タイ航空と合併しました。
飛行機の機種によって、座席間の広さが異なります。古い飛行機は、乗り心地はあまり良くありません。しかし、最近の新しい飛行機のなどの乗り心地は抜群です。
今回は矢継ぎ早に豆知識のご紹介しました。歴史の流れを知っているだけで、単なる旅行者とはちがう「情報ツウ」に見えてしまうものです。この豆知識を吸収して、あなたも是非「タイ情報ツウ」になってみてくださいね。
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