世界中には透明度の高い綺麗なビーチがたくさん存在しますが、日本から飛行機なら約6時間で行けるタイは、近年観光客に人気です。タイ旅行と言えば首都であるバンコクが有名で、寺院や水上マーケット、屋台や食堂など様々な観光スポットやショッピングエリアの他、手つかずの自然もたくさん残されています。都会の喧騒から離れ、エメラルドグリーンに輝く絶景のビーチで、のんびりと時間を忘れて過ごしてはいかがでしょうか。
タイの南部に行けば離島もあるので、離島巡りをすれば、様々なビーチを楽しむこともできます。どこのビーチに行けば良いのか分からない方の為に、タイで特にお勧めのビーチをご紹介していきますので、お気に入りのビーチを見つけてみてください。
タオ島
タイの首都バンコクから南側に約430kmの所にあるタオ島は、東西に3km、南北に7kmと縦に細長い形をした島で、人口が約1,000人弱の大変小さな島です。アクセスは3パターン程ありますが、バンコクからVIPバスで約7時間かけチュンポンまで行き、そこからボートに乗り換えてタオ島まで行く方法が1番ポピュラーで金額的にも1番安く便利な方法です。
タイ語ではタオ島のことをコタオと呼ぶのですが、「亀の島」と言う意味があり、その由来として、島の周りにたくさんの海亀がいたことからそのように呼ばれるようになりました。
海はブルーに輝き透明度が高く透き通っていてとても綺麗で、ダイビングスポットとしても有名です。島をぐるりと囲むようにダイビングスポットが点在しており、その数は20か所以上にもなる為、「ダイビングの聖地」と呼ばれています。
海に潜れば、色とりどりの熱帯魚の群れやサンゴ礁が目の前に広がりますし、3月~10月の間にはダイバーの憧れとも言えるジンベイザメに会えるスポットとして、人気があります。これまでダイビングを経験したことのない初めての方でも、日本人が経営しているダイビングショップがあり、日本語で対応してくれますので、安心して利用することができます。また、ダイビングのライセンスを格安で取得することができ、ボートやバスのチケットや滞在費などを含めてもお得に利用することが可能です。
そんなタオ島でお勧めのビーチは、島で1番大きいサイリービーチです。遠浅の海で、波も高くないので、子供連れの家族や海水浴を楽しむ観光客が多く訪れます。ビーチに沿ってレストランやバンガローが建ち並んでおり、近くにはお土産を買える店舗もありますので、行き来が楽で、島の中で1番活気づいているエリアです。遠浅ですが、少し泳いで沖の方へ行くとサンゴ礁やきれいな魚を見つけることができますので、気軽にシュノーケルを楽しめます。
また、夕暮れ時の景色は絶景と言え、水平線に沈んでいく夕日をビーチからゆったりと眺めるのも至福の時間と言えます。夜にはビーチがBARに変わり、昼間とは違った大人の雰囲気を味わうことができるのです。波の音を聞きながら、お酒を頂くのも素敵ですよね。
手つかずの自然がたくさん残されているタオ島で、静かにのんびりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
サメット島
バンコクから1番近い島のサメット島は、手軽に行ける秘境の地として人気が高い島です。アクセスはバンコクから車で約3時間かけてパンペー港へ向かい、そこからフェリーを使えば30分弱で到着します。
6月~10月までは雨季の為、旅行で訪れるなら11月~5月頃までがオススメです。観光客には日本人はほとんどいませんので、異国の雰囲気を味わうことができます。島内では、乗り合いタクシーを利用して移動する方が多いですが、タクシーと言ってもトラックの荷台に乗るようになるので、雨が降ってきた場合は濡れてしまうことがあります。
また利用する際は1台を貸し切る形態となっていますので、少し割高に感じるかもしれませんが、荷台で揺られながら南国の心地よい風を感じるのも、なかなか味わうことのできない旅の思い出になることでしょう。サメット島のお勧めのビーチと言えば、島内最長のビーチであるサイケオビーチです。
真っ白な砂浜とエメラルドグリーンの海がとてもきれいで、その美しさに目を奪われます。砂浜は特徴的で、歩くと「キュッキュッ」と音が鳴る不思議な砂です。波と砂の音を聞きながら、ロングビーチを散歩すれば日々の疲れも癒されることでしょう。サイケオビーチ地区にはレストランやコンビニ、マッサージ店等が建ち並んでいるので、利便性も高く困りません。夜になると、ビーチにはござが敷かれ、たちまちレストランに早変わりします。
レストランではキャンドルの明かりが灯され、波音を聞きながら食べる食事はとても雰囲気が良く、ロマンティックなムードを味わうことができます。ファイヤーダンスのショーや生バンドの演奏を鑑賞することができるお店もありますので、雰囲気で選ぶと良いでしょう。リゾート地と言うと、ホテルなども高級なイメージがあるかもしれませんが、サメット島では南国ならではの素敵な空間のホテルをリーズナブルに利用することができます。
南の国のリゾート地でバカンスを過ごしたいけど、値段もリーズナブルに抑えたいという方にお勧めの島がサメット島です。
サムイ島
タイの中で3番目に大きな島で、島全体が約3億本のココナッツの木で覆われているサムイ島は、別名ココナッツアイランドと言われており、大自然がそのまま残っているまさに楽園の島です。環境を配慮し、ヤシの木よりも高い建物を建てることが禁止されているので、自然や美しいビーチなどがそのまま残されています。
サムイ島のハイシーズンは2月から9月で、波も穏やかで雨も少なく過ごしやすいので、この時期に旅行の計画を立てるのがオススメです。サムイ島へのアクセスは、陸路か空路の2パターンとなりますが、早くて便利な空路で行く方が多いようで、タイの首都であるバンコクから、飛行機で約1時間から1時間半ほどで到着します。青い空とエメラルドグリーンの海、真っ白い砂浜にヤシの木がある風景はまさに楽園と言えるでしょう。
島内には数々の個性的なビーチがありますが、その中でもたくさんの人で賑わっている人気のビーチがチャエンビーチです。遠浅の海なので、子供たちが水遊びをするにはお勧めの海です。サムイ島はたくさんのアクティビティーが用意されており、沖ではジェットスキーを楽しむこともできます。周辺にはホテルや繁華街があるので、移動にも困らず、利便性も良いです。
そして是非見ていただきたいのがサンセットです。夕日が海に反射してキラキラと輝きながら、水平線にゆっくりと沈んでいく様子は大変美しく、とても穏やかな気持ちになるはずです。日が沈んだらビーチ沿いのレストランで海風を感じながら食事を楽しんだり、晴れている日には満天の星空を眺めたりすることもできます。島ではダイビングやシュノーケリング、ゴルフなど体を動かして楽しむのも良いでしょうし、特に予定を立てずに海を眺めたり、海や風の音を聞きながらマッサージを楽しんだり、ゆっくりのんびりとした贅沢な時間を過ごすなど楽しみ方は様々です。
ビーチによって雰囲気ががらりと異なりますので、お好みのビーチを探してみると良いでしょう。慌ただしく過ごす日常から離れ、大自然に囲まれて過ごす時間は、まさに至福のひと時です。素敵な思い出作りに、是非タイの離島に足を運んでみてはいかがでしょうか。
アイランド・ビーチの魅力は如何でしたか?
今回ご紹介したタオ島、サメット島、サムイ島は誰もが知る有名な観光スポットです。皆が訪れるだけあって、ビーチの美しさや自然の豊かさなど、一度訪れると「おぉ~」となる事は間違いありません。
しかし、タイにはまだまだガイドブックには紹介されていない悪魔的美しさを魅せてくれるスポットがあるのも事実!ただし、ちょっと危険!?みたいな感じのところもあるので、ラブタイ編集部では是非皆さんにご紹介していきたいと思っています。
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