パノムルンとはクメール語で「大きな丘」を意味します。石畳の長い参道を登り詰めたところにある丘の上の境内から見下ろすと、眼下には農村地帯が広がり、晴天時にはカンボジアとの国境にあるドンラック山脈がおぼろげに見えます。17年に及ぶ復旧作業の後、1988年に歴史公園としてオープン。ピマーイ遺跡と並び最高峰の建築物と称されています。日の出は神殿正面の参道側から上るように、さらに3〜4月の満月の日には、神殿の中央を貫く通路の両側に、昇る太陽と満月が正対するように設計されており、建築技術の高さをうかがわせます。
料金は100バーツ。
この記事へのコメントはありません。